毒林檎なんていらないよ

急上昇、急降下、急旋回するとってもスリリングなLil かんさいと大西風雅君を応援するブログ

2020年夏、Jrを自担とする

 

いちいち文章に残す必要があるのかと問われたら答えはノーでしかないのだけど、それでも自分の気持ちを残しておく方法を文章しか知らないから、そしてこの感情は生まれて初めてに近いから、だから残しておきたくてオタクの特技とも言えるはてブロをこうして書いている。

 

今年の夏、ジャニーズJr.を自担の一人にした。

 

これは私の中でのルールでしかないのだけど「〇〇担」と名乗ることと、その〇〇が自担であることはイコールではなく、「〇〇担」と名乗ることはあくまで必要条件にしか過ぎない。

便宜上、そのグループでの最推しに対して「〇〇担」と名乗ることはあるけれど、彼が自担かと言われたらそうではない場合がほとんど。関西のグループをまるっと応援していることもあって、「そのグループでの担当は誰?」と聞かれたときに該当するグループの最推しの名前を答えるけど、ジャニーズのグループ関係なく「自担は?」って聞かれたときには名前を挙げない、というか。私にとって大西風雅くんもその一人だった。「Lil かんさいは誰担?」って聞かれたら「風雅くんかな」って答えていたけど、「自担は?」って聞かれたときに風雅くんの名前を挙げたことはなかった。

 

ジャニーズというジャンルに身を置くようになってまだ日は浅いけれど、いわゆるデビュー組に2人“自担”がいる。うち一人は今年デビューしたSnow Manの一人。

彼担であることを名乗り始めたのはデビュー前だしギリデビュー発表前ではあったけど、「自担だ」と自我が芽生えたのはデビュー発表後なので、“ジャニーズJrを担当にする”のとはちょっと違うなあと思っていて。いずれにせよ私が彼の担当を名乗り始めたときには既に前を走っている存在だった。

 

Snow Manを応援しようと決めてから、たくさんのはてブロを読んだ。自分がまだ彼らを知らない時代の彼らのことを知るために、ありとあらゆるブログを読んだ。

彼担だと名乗り始めて間もない頃、彼への担降りブログをたくさん読んだ。

彼担の人が、彼のどこを好きになったのか気になったから、彼のいいところを知るために読んだ。あと、私は彼を知るのが遅かったから(まあジャニーズ自体に興味がなかったので致し方ないとは思うけれど)、もっと早く彼を見つけている人はいつどのタイミングで彼担になったんだんだろう、って。

 

新規のオタクって、過去のことはどうしても残されているオタクのブログやレポを元に学ぶことしかできないから、いろんな人の書いた文章を読んで「あの時の彼はこうだったんだ」とか「この時知っていたらなあ」と思うことが多々あった。

だけどそれと同時に、彼を2013年とかから応援している人のブログを呼んだとき「デビュー組もいる中で、前に出ているわけではないJrを“自担”とするってどういうことなんだろう」という疑問を抱いた。

 

オタク(ファン)にとって、実際に売れている/売れていないは関係なく、自分が応援しているアイドルがナンバーワンなのはわかってる。

それは二次元でも三次元でもそう。

だけど、まだ雛鳥ともいえる存在のJrにすべてを捧げる……というと少し大げさな表現かもしれないけれど、露出の多いデビュー組のほうが得られる情報は多いし、外から見ていると魅力的に見えるのに、まだスポットのあてられていないアイドルを一番とすることが解らなかった。だって前に立っているアイドルのほうが、演出・衣装も相まってキラキラして見えるし。

デビューする年齢も人それぞれだから「年端のいかないアイドル」とひとくくりにするのは間違っているとは思うけど、年端も行かない――言い換えるならアイドルとして未成熟な人を自担とすることに対して「もっといい人いるのでは?」という気持ちをぬぐえなかった。

加えて、もちろんアイドルを応援するにあたり、どういうスタンスでいるかは人それぞれなのは解っているし、世の中には「アイドルとして成熟する過程を応援したい」という視点でアイドルを見ている人たちがいるのもわかっているけれど、それでも、まだ成功の見えないアイドルを自担とするのにはそれなりの覚悟が伴うと思うから、その覚悟を抱かせるほどの何かを感じ取れるってすごいな、というか、その覚悟を抱かせるアイドルもまたすごいんだけど、総じて私の理解の範疇を超えているなと正直思ったというか。

まあそんなにアイドルにクソデカ感情を抱いていなければそこまでの覚悟は要らず、デビュー組にしろJrにしろ「きゃーかっこいい♡」っていう感情だけで済むのかもしれないのだけど。

 

何度も言うけど、立ち位置がどこにしろ好きなアイドルが一番なのは解ってる。

ただ、それって1番になってからの話であって、とあるアイドルを1番にする際に担降りを伴う場合、それって少なくとも1番じゃない状態で見ていたものを1番とするわけで、私はそのプロセスがどうも解らなかった。

 

つい、この間まで。

 

ジャニーズという界隈に足を踏み入れてからJrに手を出すまで時間はかからなかった。

ジャニーズJrチャンネルってすごい。ISLAND TVもすごい。

各Gそれぞれに推しを作って、まあ便宜上「〇〇担」を名乗ることもあったけど、でも「自担は?」と聞かれたときにJrの子を答えたことはなかった。

私の中で「推し」にとどまっていたというか。

 

だけど今の私は「自担は誰?」と聞かれたら、風雅さんの名前も挙げる。あれ、これさっきも言ったな?

 

大西風雅くん。

関西ジャニーズJrのグループ『Lil かんさい』のメンカラ紫の風雅くん。

 

すでにいる自担から降りるつもりはないので、ただ自担が増えただけなのだけど、すのの自担が増えたときには感じなかった「もしかしたら担降りってこういう感情なのかもしれない」という気持ちを、8月の半ばからずっと抱えている。

 

実はすののデビューに伴い、局名義を誰かに変える必要がでてきたとき、基本的にDDでどのGにも興味があるし、あのときは特になにわに関心が高かったのでなにわの推しで更新するか、と思っていたけれど、結局あけおめコンのりとるにノックオンされてりとるなら風雅くんだからと風雅くん名義にしているから、あの時からJr全体で風雅さんを一番推しとしていることには変わりがないんだけど、気持ちの持ち方が関ジュ公演を見てからあまりにも違う。

 

風雅さんがあまりにも好きで、過去に担降りブログを漁ったときに感じた「Jrを自担とする気持ちって何だろう」という疑問が解決されたような気さえする。

なんなら(デビュー組からJrに)担降りする気持ちまで理解できている。

 

私がアイドルに対してめんどくさい感情を抱いているのは事実で、あまりにもめんどくさいオタクであることは確かなんだけど、なんだろう、風雅さんを信じたいと思ったというか、どこまでも応援しようという気持ちになったというか。

与えられるものに対して受動的に応援するのではなく、例えば雑誌に御礼のはがきを書くとか、積極的にファンレを出すとか能動的に応援しようと思ったというか。

 

それほどにドリアイ関ジュ公演が私の中ですごかった。

ああ、この人のことをどこまでも応援したいと強く思った。

 

風雅くんが気になり始めた去年のin 大阪から、彼についてめっちゃ調べたと言えるほどの過去の履修はしていなくて、しいて言うならメンカラのくだりとか、『ふがるた』については学んでいたれど、どういう子なのかまではそこまで知らなかった。

この1年のin 大阪とか、ISLAND TVとか、まいジャニとか素顔とか、あとは雑誌のインタビューとかの彼しかそんなには私は知らない。

 

風雅さんのことは、ちょっとどこか様子がおかしい裏リーダーだと思っていた。

それは今でも変わらないけど、前にでるというか後ろで変なことしてる人というか。

 

だけどいざ自分たちが前に立ってひっぱっていかなかんってなったときに、あんなに上手に回すことができるんだって私は関ジュ公演で初めて知った。

雑誌(テレガイプラス)でるうくくんに「ふうさんMC向いてる」って言われて「向いてないって」って返してた風雅さんとは思えなかった。

 

風雅さんはたぶん、あまり多くを語らない人なんだと思う。

今回の単独公演でも、胸のうちを騙ったのはオーラスだけだったし、ドリアイでもOP衣装に携わっていることを教えてくれなかったし(教えてくれたニシタクありがとう…!)。

先輩から教わったことも、「こういうことを教えてもらった」とは言わず、黙って行うことでそれを教えてくれるというか。回しがまさしくそれだったと思う。

(一方でニシタクはきちんと言葉にしてくれるの、とてもいいシンメだなあと思っている)

 

風雅さんが自由で何考えているかあんまりわからなくて、たぶん私が彼の覚悟で知っていることって龍太君の紫色を継ぐってことだけだったような気がする。

だけど、関ジュ公演を経て、なんかもっと大きな覚悟を見たような気がして。

 

私の勝手な解釈でしかないし、実際のところはわからない。

でも風雅さんが、私にとって、“キラキラかわいいかっこいいアイドル”だけじゃなくなった瞬間だった。

 

それが風雅さんを自担としようと決めた瞬間でもあった。

 

単独公演にはご縁あって2公演入ることができた。

どの公演の風雅くんもキラキラしてて、かっこよくて、かわいくて、色気すっごい曲もあって……風雅さんも自担だわと自覚してから入った公演だから、余計感極まってしまって。

最後のよくわからん挨拶(褒めてる)も最高だった。

でもちゃっかりオーラスでは胸の内を語ってさ。そういうところだぞ、って思ったけど(笑)

 

風雅さんが大好きだけど、Lil かんさい自体がとっても好きだ。

この5人なら大丈夫。売れる。売れるぞ!

あけおめコンでりとる!って思ったのは確かだけど、雑誌で「なにわとAぇがやった先輩曲をグループごとに正の字で修正して分析して単独のセトリを考えた」って言ったりとるを見て、強かだなと思って余計好きになった。

 

既に単独公演をしていて、って考えたら、わりと恵まれているJr担なのかもしれない。

無所を推すのとはまた違うと思う。

でも私にとってはそれでもだいぶな心境の変化で、やっぱりちょっと怖い、というか、それなりの覚悟を伴うものだと思うし、思い入れがデビュー組より強くなってしまう何かがあって、自分の考えが過激になる可能性を秘めている怖さがあるなと思ってる。

 

それと、今まではちょっと許せないなとさえ思っていたバック目当てに公演に入るという行為が理解できたというか。

わかるな、って思った。

勿論入るにあたってそのグループの勉強をするのは然るべきだけど、京セラ公演にりとるちゃんが出る可能性があるなら、どんなグループの公演にも入りたいと思った。

なにわの城ホに入ったとき、あのときはなにわの推しの子を見ていたけれど、今になってもっと風雅くんを見ておけばよかったとちょっと悔しささえ感じてる。

 

風雅くんと、Lil かんさいの成長と行く末をずっとずっと見守っていきたい。

そのために、ファンレターを書いたり、雑誌にお礼のはがきを書いたりしたい。

「鏡同士だから」と言ってくれるから、彼に胸を張れるオタクでありたい。

 

 

風雅さんと、Lil かんさいが、ずっとずっとたのしくアイドル出来ますように!

風雅担の一人として、これから楽しくオタクするぞ!という、自己満の決意表明でした!

担降りブログならぬ担増えブログはまた別に書きたいな……もうすこしちゃんと風雅さんの話をしたい、な!

 

 

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2020.8.31(編集中に日付超えたけど!笑)