毒林檎なんていらないよ

急上昇、急降下、急旋回するとってもスリリングなLil かんさいと大西風雅君を応援するブログ

理想と現実の交差点で

こんにちは、私です。
3周年にむけてはてブロ書いてたはずだったんですけど、やんややんや忙しくて今の今まで放置してました(笑)
改めて見返したら、あの時の、どちらかという黒い感情が素直に書かれていて、お蔵入りにしたほうがいいような気持ち半分、でも素直な気持ちをどこかに残しておきたい気持ち半分で、結果投稿することにしました。
このブログはいわゆる“お気持ち表明ブログ”なんだと思います。
あくまで個人的な主観だから!関係ない人は回れ右だよ!みんな悪くないから!と言いながら、どこか現状に不満を隠しきれない人の文章、みたいな(笑)
だけどこの自分の気持ちを大切にしたいのです。
あの時感じたこの気持ちに嘘はなくて、今も同じように感じていて、誰も悪くなくてももにょるときってあって、その感情を、誰かを傷つける目的でオープンにするのは違うけど、自分の感情との向き合うために誰も傷つかないように綴るのは良いと思っていて。とはいえ予想外の傷つきは発生してしまうから、このブログで悲しい気持ちになる人はどうしてもいると思うんですけど、その場合は回れ右で。世の中「今日は焼肉だった!」って言うだけで「自慢かよ!?傷つきました!」っていう人はいるからさ。


以下は私が『あけおめ』参戦して感じたことです。
この時点でやべーなって思う人は、閉じてくださいね!
推敲は何度もしましたが、一応3周年おめでとう!の体は崩していません(笑)

 

 

 

 

 

 

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Lil かんさい、結成3周年おめでとうございます!(遅)
いつも1年足らずでジャンル移動するような女なのに、ここまで熱量が変わらないでいられることに自分で自分に驚きつつ、毎日楽しく生きています。Lil かんさい、さいこー!
2周年からのこの1年、自分にいろいろあったような気がします。大阪引っ越しかけたりとか。本当にそれくらいLa fiestaの衝撃はすごかったんだよなあ。

今年は特に記念日合わせてブログをあげる予定はなかったんですが(結果上がってないけど笑)、年末年始の狼煙、あれの感想をなんだか今回はきちんと自分の感情を言語化しておかないといけないような気がして、なんやかんやこの時期になってしまったので、私のLil かんさいへのちょっとした解釈も含めて書いてみようかなと思って久しぶりにはてブロを開いています。まあ結局結成日からずれてるんですが。来年は去年くらいは盛大にお祝いしたいなあ。
ライブの感想は基本的にいつもふせったーだから、それでもよかったんだけど、ふせだとあまりにも自分に素直に文字を書いちゃうから、そうではなく、もう少し客観的に自分の感情を言葉にしたくて、あと、この感情はきちんと残しておいたほうがいいなと思ってはてブロにしてみました。

Lil かんさいのどこが好きか、を仮に言葉にしたら、多分その言葉ってほかのユニットにも当てはまるような気がしている。
ファンのことをこれでもかってくらい考えてくれていて、仲が良くて、仲がいいだけじゃなくてちゃんとぶつかりあえて、きらきらしてて、でも泥臭くて、ってたぶんジャニーズ全ユニット当てはまると思う、比率は違うにしろ。
なにわだって、Aぇだって、ぼいびも、あんびも、きっとそう。
それぞれのグループに特色があるけれど、根っこは同じだと思っていて、その中で何をチョイスするかが違う、というか……例えばAぇがファンのために選ぶ曲とりとるがファンのために選ぶ曲が違う、みたいな、それの積み重ねがセトリの違いだったりライブの演出の違いだったり、衣装の違いだったり、最終的にはオリジナル曲の違いだったりするのかな、って思っていて。

で、その違いというものを、今回2022のあけおめですごく感じたな、というのを書きたいな、と思っています。

とはいえこれはりとる担の戯言(ざれごと)なのでね。

私が関西ジャニーズという存在を知ったのが、ちょうどなにわの結成時期。りとるができたことも、Aぇができたことも、知ってはいた。その頃はエイトにはまりたてでエイトに夢中だったし、ジャニ初心者だったから「じゅにあ…?」って感じだったけれども。
そこからあれよあれよとジュニアにハマり、夏松竹は応募したけどダメで、初めて関ジュに触れたのが現場ではないけどin大阪、からのなにわのアオハル、2020年あけおめコンだった。

思い出は美化されるっていうけど、たぶん最初に見た/感じたものを良しとしてしまうところがきっとあって、私の初めての関ジュはなにわ男子がいるころの関ジュだから、それがきっと私にとってはずっと一番なんだな、ってあけおめに行って思った。

なにわが抜けた関ジュというか、もっというと西畑くんの抜けた関ジュはだれがトップを張るのか(西畑くんの代わりを務めるのか)って、それなりに話題になってたじゃないですか。
私はりとる担だから、あと西畑君が「斗亜頼んだよ」って託してくれたこともあって、斗亜さんだと信じていたというか、それを希望していたというか。まあ実際は違ったんだけど、それを嘆いてるとか嫌だとかは思っていなくて、違うことに関してはなるほどな、くらいの感想で。
関ジュでライブをやります!タイトルは狼煙です!と発表があった時点で、なんとなくAぇが先頭に立つことは判って、あ~今度からはAぇなんだな、ってただそれだけの感想を抱いたんですが、実際にライブに入ってみて、そんなあまっちょろい感想じゃダメだった、と思った。ただなにわが抜けただけじゃなかった、関ジュ。だいぶ雰囲気が変わったなって。
念のために明記するけれど、私は今の関ジュの雰囲気を悪いとは一切思っていない。変わったと思うだけで、「悔しい」以外のマイナスな感情はない。ちがう形の関ジュにわくわくする気持ちのほうが大きい。……正直なことを言ってしまうと、私が勝手に描いていた未来とは異なるから、多少の違和感はある。だけど、別に今の関ジュがダメとは一切思っていない。ただ、私が好きになった関ジュからは変わったな、って、そう感じている。それは、きっと私が描いていた未来通りの斗亜さんがセンターの形になったとしても感じていたと思う。

きっと、なにわ結成以前に関ジュを好きになった人はなにわができた時に「好きになった関ジュから変わった」って思っただろうし、もっと前から好きな人は何かしらの変化が起こるたびに「変わったな」って思ったんだと思う。例えばWESTのデビュー時とか。想像の範疇を出ることはないけど、きっとそうなんだろうなって今回強く思った。そして、その感情を、今回初めて実感した。
そしてきっと、さっきも書いたけど、それって一番最初に見たものをベストだと保存してしまうからであって、だからたぶん、今回のあけおめから関ジュに触れた人にとっては、今の形が最高として保存されるような気がしている。

あけおめに話をもどすけれど、今回、すごくAぇの色が濃かったなって思っていて。
最初のあのOP、なんとなく8.8みたいじゃなかった?ストスノトラって3組並列に並んでるような感じで今までいたのに、突然ストスノだけ映像にギミック入ってる、みたいな。(ぼいびも結成して1年たってるからぼいびを抜いて話をするのも違うとは思うんだけど、)なにわが抜けた後Aぇとりとるでがんばる!みたいな、ちょっと並列感(をもしかしたらりとる担が勝手に感じていただけなのかもしれないけれど)があったくせにAぇだけギミック入ってます、みたいな(笑)ちょっと面白かったもん。個人的にはぼいびとあんびも紹介せぇって思ったけども()

たしかに今までのあけおめも、なにわの比重は全然高かったと思う。曲数も全体曲での歌詞割も全然多かった。だから先頭に立つグループの割合が多いことに疑問も不満もない。それが実力社会だってことだと思うし。甘い世界じゃないからね。
だけど、もっと素直に言うと、私今回のあけおめのセトリすごい不満があるというか、シンプルに悔しかったというか、率直なことを言うと「不平等だな」って思った。
でもそれってなんでなんだろうって。
だっていままでもずっとなにわが多くて、Aぇも多くて、りとるは3番目だった。去年のあけおめも、りとるだけ(ぼいびはもっとだけど)1曲少なかった。歌詞割だって、なにわとAぇが基本だったよね、NO LIMITとか。
でも去年のあけおめはこんな感情抱かなかった。普通に楽しかった。いや確かに1曲少なかったのは悲しかったけど、配信全通したもん。私多分今年だったら、たぶんしてないと思う。その差って、なんでなんだろうって自分なりに分析したくて、はてブロ書いているところは正直ある。まあ去年全通したのは日替わり曲の有無もけっこう大きいとは思うんだけど(笑)

なにわ男子がデビューして、関西ジュニアから狼煙があがった。
Aぇの単独があり、ぼいびあんびの合同があり、りとるの単独があり、そこから全部集結してあけおめがあった。
あけおめから話ずれちゃうけど、りとるの単独、過去一楽しかったなー!
正直ふがこたでもう1回歌うのはもう少し後だと思っていたし、「ふがこたでONI-CHANして!!!」って友人にずっと言っていたけどそれが実現するとは思ってなかったからマジで驚いたもんな。
ずっとやってほしい~~!って言ってた蜃気楼もやられて、死ぬかと思った。
大倉Pにテコ入れされたセトリに最終的になったのかもしれないけど、楽しかった!りとるちゃんたちが、ファンのことを一生懸命考えて作り上げてくれたライブ、今までももちろんそうなのは判ってるけど、なんか一からやりました!っていうの、すごくうれしかったしすっごく楽しかった。

ああ、未来は明るいなって。
りとるちゃんたちがよく「関ジュのトップになりたい」「関ジュをひっぱっていきたい」っていうけど、全然心配することないじゃんって。Aぇと並んでひっぱっていけるよ!って、なんならりとる単独でトップでもいける!ってすごく思った。

で、ふたを開けたらAぇ単体トップだったから、まあそりゃ悲しかった、悲しかったんだけど、それって私が勝手に理想の未来を描いてそれと違ったからって嘆いてるだけであって、別に現状に不満はないというか、うーん、ライブに不満はあったのあったんだけど、まじでAぇがトップなことに不満はないのよ。運営がそう決めたことに従うしかないのがオタクだしね。

あけおめに話を戻しますが。
私が楽しんできたなにわがいる頃の関ジュのライブって、「なにわ中心」のライブだったな、と思っていて。なにわが多くても、「一緒にやる!!」みたいな曲が多かった印象があって、たまになにわかAぇのメンバーのソロパートはあるけど基本はみんなで歌う!みたいな。
だけど今回は基本的にソロがAぇしかない、というか。なにわが抜けたNO LIMIT、たしかにとあたくの歌詞は増えたけどそれだけでほか全部Aぇにいったよね?あってる??
そのうえで、これは初日に限ったことだけど、アホニュも、そのほか全体曲も基本的にソロがあるのはAぇだけ。まあたしかになにわとAぇにそろがあったところになにわが抜けたんだからAぇだけになるのも筋は通っているけど、こんなにもAぇばっかりなセトリなんだと思ったのが正直なところ。初日で言えばマツケンサンバ(もといコジケンサンバ)からPRIDEまでははっきりとAぇの単独みたいなもんだったと思っていて。ま~そんなこといったら2020あけおめのGO!GO!EXPOのターンもなにわの単独みたいなところはあったんだけど、、、
たしかに、なにわが抜けた分りとるも増えると思っていたのはこちらの勝手な妄想だし、理想だから、そうじゃないからって文句を言うのは違うと思っていて、でもこれは文句じゃなくて「Aぇのライブだったな」という感想というか。

なにわと同様にメインに据えられただけなのに、なにわがトップなのとAぇがトップなのでこんなにも感じ方が違うのが面白かった、個人的に。
で、いろいろ考えた。
確かに物理(?)的なことも要因だと思う。なにわがいた時はなにわとAぇの両方が多めだったから、それがAぇ単体多めに見えたら、そりゃAぇばっかに見えるよな、とか。なにわ:Aぇ:りとる:その他が4:3:2:1だったのが、なにわがぬけて0:5:3:2になった、みたいな。りとるの量は増えてても、一番多いグループの割合が増えてしまった、みたいな。

今回のライブで感じた「Aぇが先陣を切っているな」という印象、なにわがトップのときは「なにわが先陣を切っているな」と感じなかった。し、なにわがトップだったときのライブで感じてた「なにわ中心のライブだな」というのを、今回は「Aぇ中心のライブだな」と感じなかった。
ニュアンスでしかないんだけど、なにわがいるときのライブは円形で、その中心に大きななにわの円があって、そこに寄り添うようにAぇの円、りとるの円があった印象があって、今回はヒエラルキー型の三角形で、頂点含んだうえで面積多めのAぇがいて、その下にりとるがいて、ぼいび&あんびがいる、という印象を受けた。

いわゆる西村さんのがずっと言っていた「家族感」というものが、「大団円」ではなくなったような気がする。個人戦というか、グループ戦とでもいえばいいのかな、その度合いが強くなったというか、なんか東京ジュニアみたいになっちゃったな、って思ったのが正直な気持だった。

つまらなかった、とは思わない。楽しかった!どの公演も本当に楽しかったよ。コジケンサンバの風雅さんとかめちゃくちゃ狂ってて最高にかわいかった。Aぇが先頭に立っていないときっと「先輩は後輩を選べないシャッフル」はなかったと思う。あれまじで楽しかったな。個人的に佐野くんのが最高に楽しかった。あれどの曲もAぇが最終的においしいところを持っていく構成ではあったけど、りとるをめっちゃ目立させてくれてたよね!??でも悔しかった。悔しみながら楽しんでた(笑)その部分以外、こんなにも偏りが出るのか、って、毎回思ってた。なんでシャッフルユニットは尺が短くなったのに、Aぇのバンドセッションは短くならなかったんだろう、って思った。でもそれがAぇの時間は削らない!とした運営の考えた見えたところでもあると思っていて。

なにわと同じように先頭にたっただけなのに、それがAぇになっただけで、こんなに印象が違うんだって。それで、ああ私の好きになった関ジュはなくなってしまったんだなあって。変わってしまった、と今まで表現しているかもしれないけど、これはどちらからというと消失と新装なのよね。「私の好きだった関ジュではなくなってしまった」ではなく「私の好きになった関ジュはなくなってしまった」。屁理屈なんだけどさ。

きっと、りとるが先頭に立ったら立ったで同じことを思っていたんだと思う。この間りとるを見てくれた会社の同期に「りとるってなにわの直属の後輩って感じするね」って言われたの、確かにまあAぇよりはなにわに似てると思っているから、もしかしたらりとるが先頭に立てば(そういう意味で)私が好きになった関西とはそう遠く離れていなかったかもしれない。でもあくまで“かもしれない”だし、似ているということは明確に異なるということであって、Aぇが先頭に立っている今よりもギャップが大きかった可能性はめちゃくちゃあると思っている。

たださみしいだけなんだよ。漫画は終わってないけど好きなキャラが死んじゃったみたいな。好きなキャラ殺す作者は解釈違いだ!て言ってるのと何ら変わらない。
こんな自分嫌だなと思うし、でも感じてしまった感情は嘘じゃないというか、大事にしてあげたいというか。

一番望んでるのは、今の形の関ジュに私がなれること。
私がアップデートしたアプリ仕様に慣れてないだけだと思うし。早く上手に使いこなして、来年のあけおめを楽しく終えたい。だって好きになった関ジュはなくなったって思っても、結局関ジュが大好きなんだもん。

なんだかこれが、ジュニア担ならではの感情で、ジュニア担ならではの醍醐味なのかもしれない、と思った。いやもちろんデビュー組だって歌詞割の話も立ち位置の話も聞くけど、ジュニア担のほうがもっと過激な感情になってしまうというか、もしかしたらそのジュニア担たる感情を私が初めて感じたのかもしれない、という結論かもしれない、な。

私が雑誌とかでLil かんさいを見る限り、彼らはとても控えめというか自己肯定感が低いというか、すくなくともAぇよりはいい意味でも皮肉でも“いい子ちゃん”という印象を受けていて。でも「下剋上します」、とか結構強い発言も見られるから、私はそういうところがすごく好きなんだけれども。なにわちゃんが抜けたことで起きた変化、それ以降で言うならAmBitiousができたことで起こった変化で自分たちが悔しいとちゃんと思える、というと上から目線みたいなんだけど、きっと大きな節目としてその2つ以降にあったことで感じた思いもあると思うから(私は関バリの選抜も、小枝も、祝福の気持ちが半分、悔しい気持ちが半分だったのが正直なところだし)、それを経たうえでの、これからのりとるがすっごい楽しみ!もちろん、躍進を続けるAぇの行く末も見届けたいし、ぼいびちゃんは成長が恐ろしいし、あんびは爆速で進んでいくからそれもほんと~~~!に楽しみ!

基本的に関ジュが大好きだし、関ジュを好きでいたい。
形が変わっていく様も含めて、楽しんでいきたいな。


自分への自戒を込めて。


まとまらなくなったので、おわり!